ERP (エネルギー関連製品) は欧州 CE 認証の 4 つの指令の 1 つで、残りは LVD (安全規制指令)、EMC (電磁両立性指令)、RoHS (有害物質指令) です。CE は EU 諸国への製品輸入に対する必須の指令ですが、ERP は 2013 年 9 月 1 日から施行されています。
EU の規定: ヨーロッパで販売されるすべての電子および電気製品は、ERP テストまたは ERP 認証の要件 (ヨーロッパのエネルギー消費に関連する製品の省エネ要件) を満たさなければなりません。
EU CE 認証の新版 - ERP 指令 - 2009 / 125 / EC が正式に発行されました。ERP 指令 EC 244 / 2009、EC 245 / 2009、EU 1194 / 2012 およびエネルギー効率ラベル指令 EU 874 / 2012 は照明製品に関連しています。 、
照明製品の場合、ERP は主に製品の耐用年数、光学、色、電気パラメータを考慮します。
近年、EUは継続的に改善される照明製品技術、環境的および経済的要因、実際のユーザー行動を参照してこれらの指令を見直し、ERP指令EU 2019 / 2020およびエネルギー効率ラベル指令EU 2019 / 2015の新版を発行しました。 2019年12月5日。
ERP 指令 EU 2019 / 2020 の新版では、次の製品の環境に優しい設計要件が指定されています。
(a) 光源；
(b) 別個の光源制御装置。
これらの要件は、市場で販売される組み合わせ製品（照明用ランプなど）の光源および個別の光源制御デバイスにも適用されます。
新版のエネルギー効率ラベリング指令 EU 2019/2015 では、光源および組み合わせ製品で使用される光源のエネルギー効率ラベリング要件が規定されています。
新版 ERP 指令 EU 2019 / 2020 およびエネルギー効率ラベリング指令 EU 2019 / 2015 は 2019 年 12 月 25 日より施行され、2021 年 9 月 1 日より施行されます。その際、旧版 ERP 指令 EC 244 / 2009 EC 245 / 2009 EU 1194 / 2012 およびエネルギー効率ラベル指令 EU 874 / 2012 は置き換えられます。
ERP EU 2019 / 2020 指令の新版と旧版の主な違いは次のとおりです。
◆ 家庭用電化製品、家具、その他のランプ付き製品が適用範囲に追加されます。
◆ エネルギー効率の計算を EEI 指数から Ponmax に変更し、演色評価数の係数を追加し、エネルギー効率の要件を引き上げます。
◆ フリッカー テストを追加: SVM、Pst LM。
◆ ネットワーク制御下にネットワークスタンバイの消費電力要件を追加。
◆ ドライバーのエネルギー変換効率に関する要件を追加。
◆スイッチサイクルテスト、起動時間、予熱時間テストを削除しました。
◆ テストサンプルの数量: 10 個の光源と 3 個のドライバーのみが必要です。
◆耐久テストは3600時間、うち点灯時間は3000時間。試験時間は大幅に短縮されますが、光束維持率の要求は大幅に向上します。
エネルギー効率ラベル表示 EU 2019/2015 指令の新版と旧版の主な違いは次のとおりです。
◆ エネルギー効率グレードの計算が EEI 指数から、より直感的な η TM (LM/W) に変更されました。
◆省エネ等級の区分をクラスAからクラスGに変更。
◆ より高いエネルギー効率要件。たとえば、以前のクラス A++ は現在のクラス E とのみ同等です。
投稿日時: 2022 年 2 月 21 日